冷凍庫にびっしりついた霜、なんとかしたい…そんなときに気になるのが「お湯を使った霜取り」ではないでしょうか。
この記事では、冷凍庫の霜を安全に、しかもラクに落とせるお湯を使った方法を徹底解説しています。
短時間でできるテクニックや、やってはいけないNG行動、さらには予防法まで、実体験をもとにわかりやすくまとめました。
「お湯で本当に大丈夫?」「失敗したくない!」という方にとって、きっと役立つ内容になっています。
ぜひ最後まで読んで、スッキリ快適な冷凍庫を手に入れてくださいね。
冷凍庫の霜取りはお湯が効く?安全で早いやり方5選
冷凍庫の霜取りはお湯が効く?安全で早いやり方5選についてご紹介します。
それでは、効率的に霜を取る方法をひとつずつ解説していきますね!
①ぬるま湯+タオルでじわっと溶かす
もっとも安全で、誰でもすぐにできるのが「ぬるま湯+タオル」法です。
40℃程度のお湯にタオルを浸して、固まった霜の部分にピタッと当てます。
数分置いておくと、じんわりと霜が緩んできて、するっと剥がせるようになります。
タオルは厚めのものを使うと、保温効果もあって長持ちしますよ。
急がば回れ、じっくり溶かすのが庫内を傷つけない一番やさしいやり方です。
わたしもこの方法が一番安心だと思ってます。小さなお子さんがいる家庭でも安心ですね!
②鍋のお湯で霜を一気にゆるめる
「とにかく早く霜を落としたい!」という方におすすめなのが、鍋で沸かしたお湯を使う方法です。
電源を切った冷凍庫内に、熱々のお湯を張った鍋を置いて、庫内を蒸気で温めます。
蒸気によって霜がふわっと浮いてくるような感じで、短時間で剥がれやすくなります。
ただし、火傷や水漏れには注意!鍋の下にタオルを敷いておくのが安全です。
作業は5〜10分で済むので、急ぎたいときには本当に助かるテクニックですよ~。
③お湯を入れたペットボトルを活用する
こちらは応用編。500mlのペットボトルにぬるま湯を入れて、霜のある部分に直接押し当てます。
局所的に温められるので、ポイント的に霜を取るのにぴったりな方法です。
タオルでは届かない細かい場所にもフィットしやすいのが魅力!
ただ、熱すぎるお湯はNG。ペットボトルが変形することがあるので40〜50℃程度がベストです。
お風呂の残り湯なんかでも代用できるので、エコにもなっておすすめです!
④蒸しタオルで包み込むように温める
霜が広範囲についている場合には、蒸しタオルを使って一気に包み込んで温めるのが便利です。
電子レンジで温めたタオルを霜にぴったり沿わせるようにして数分間当てます。
まるでスチームで蒸らすような感じで、氷がほろほろと崩れてくるんです。
湿度が高くなるので、霜が取れたあとも乾拭きしておくとカビ予防にもなりますよ。
これは意外と気持ちいい作業なので、ストレス発散にもなるかもです(笑)
⑤お湯+プラスチックヘラの合わせ技
最後はちょっと上級者向けのテクニック。
ぬるま湯を含ませたタオルで霜を柔らかくしてから、プラスチック製のヘラで優しくそぎ取ります。
金属製の道具は庫内を傷つけるリスクがあるので絶対NG!
柔らかくなった霜を“そっ”と押す感じでやると、気持ちいいくらいスルスル取れますよ。
タオルで温め→ヘラで落とす、の流れをリズムよくやると、霜取りがちょっと楽しくなります。
これ、地味にハマりますよ~!
お湯を使う霜取りのメリット3つ
お湯を使う霜取りのメリット3つについて詳しく解説していきます。
霜取りってめんどくさいイメージありますよね。でも、お湯を使えば一気にラクになりますよ~!
①時間を短縮できる
まず何よりのメリットは「早い!」ということです。
自然に霜を溶かすとなると、電源を切って数時間…なんてこともあります。
ですが、お湯を使えばその時間が大幅に短縮できます。
40℃程度のぬるま湯でも、霜に触れた瞬間から溶け始めるので、体感で数十分は時短できます。
特に時間がない平日や、急に冷凍庫の掃除が必要になったときはめちゃくちゃ助かります!
私自身、以前は霜取りに半日かけていたのが、今では1時間かからずに終わるようになりましたよ〜。
②力を使わずにラク
お湯を使うことで霜が自然とゆるんでくるため、力を入れてこすったり削ったりする必要がありません。
特に冷凍庫の奥や角にこびりついた霜は、素手でガリガリやると結構疲れますよね。
でも、お湯であらかじめ柔らかくしておけば、軽く押すだけでスルっと落ちることも多いんです。
力がいらないから、高齢の方や女性でも安心して作業ができます。
家事はなるべくラクして済ませたいですもんね!
③庫内を傷つけにくい
実は、霜取り中に庫内を傷つけてしまう人って少なくないんです。
マイナス温度で固まった霜を無理にこすったり、金属製のスプーンやナイフを使うと、庫内の壁が傷だらけになることも。
最悪の場合、冷媒パイプに穴を開けてしまって、修理に数万円かかるなんてケースもあります…。
でも、お湯を使えば物理的に削る必要がないので、こうしたリスクを最小限に抑えられます。
大事な冷凍庫を長持ちさせる意味でも、やさしく霜を溶かすお湯は救世主的な存在ですよ~。
安全・安心を重視したいなら、断然この方法がイチオシです!
冷凍庫霜取りでやってはいけないNG行動5つ
冷凍庫霜取りでやってはいけないNG行動5つを詳しく解説します。
お湯を使えば便利な霜取り。でも、やり方を間違えると逆効果になることも…
①ドライヤーの熱風を当てる
霜取りの裏ワザとしてよく聞くのが「ドライヤーで溶かす」という方法。
たしかに熱風を当てれば霜は溶けやすいですが、実はこれ…かなり危険です。
冷凍庫は樹脂や薄い金属でできているため、急激な温度変化に弱いんです。
ドライヤーの高温が一部に集中すると、変形したり割れたりする恐れがあります。
さらに、内部の冷媒管にダメージを与えてしまうと故障の原因にもなるので要注意!
どうしても使いたいときは、広範囲をやさしく温める程度にしておきましょう。
②氷を無理やり削る
時間がないとついやってしまいがちなのが「氷を削る」行為。
スプーンやヘラ、最悪の場合ナイフなんかでガリガリ削ろうとすると…
霜と一緒に冷凍庫の内壁も傷つけてしまいます。
最初は小さな傷でも、繰り返すうちに大きなヒビやひずみに繋がりかねません。
また、手元が滑ってケガをするリスクもあるので、絶対にやらないようにしましょう。
氷は“溶かして落とす”が鉄則ですよ~!
③熱湯を直接かける
「お湯が効くなら熱湯の方が早いでしょ!」って思っちゃいますよね。
でも、100℃に近い熱湯を直接かけるのはNGです。
冷凍庫の内側は急な温度変化に弱く、素材のひび割れや変形を引き起こす可能性があります。
さらに、庫内の部品が熱に弱いプラスチックだった場合は溶けたり歪んだりしてしまいます。
お湯はあくまで40~50℃程度のぬるま湯にとどめてくださいね。
④庫内の電源を切らずに作業する
電源を入れたまま霜取りをしようとすると、霜が取れないだけでなく冷凍庫にも負担がかかります。
庫内は霜を取ろうと頑張って冷やし続けるので、モーターやコンプレッサーに余計な負荷がかかるんです。
しかも、水が庫内にこぼれると感電のリスクもあります。
霜取りの前には必ず電源を切って、しばらく庫内を開けたままにしておきましょう。
安全のためにも、ここはしっかり手順を守ってくださいね!
⑤食品を出さずに霜取りする
食品を入れたまま霜取りを始めると、思わぬトラブルが起こることも。
まず、溶け出した水が食品にかかってしまい、品質が落ちる原因になります。
さらに、庫内の温度が上がってしまい、冷凍食品が半解凍になってしまう可能性も。
食中毒のリスクを避けるためにも、食品は必ず取り出してクーラーボックスなどで保冷しておきましょう。
あとで再冷凍するより、その間に食べ切っちゃうのもアリですよ!
冷凍庫の霜を防ぐための予防法4つ
冷凍庫の霜を防ぐための予防法4つをご紹介していきます。
霜ができる原因を知って、そもそも“つかない冷凍庫”を目指しましょう!
①扉の開閉を最小限にする
霜ができる最大の原因は、「庫内に湿気を含んだ空気が入り込むこと」です。
つまり、扉の開け閉めが多かったり、開けっぱなしにしている時間が長いと霜がつきやすくなります。
できるだけ素早く開閉すること、開ける回数を減らすことを意識しましょう。
開けてから「あれ、何入れようとしてたんだっけ…?」と悩んでる時間、もったいないんですよね(笑)
あらかじめ入れるものや取り出すものを決めてから開けると、冷凍庫の健康寿命も延びますよ!
②食品を詰め込みすぎない
「たくさん入れた方が電気代節約になる」って聞いたことありませんか?
たしかに詰めすぎは多少の保冷効果がありますが、実際は空気の流れが悪くなり、霜ができやすくなるんです。
霜が付きやすいのは、空気がこもりやすい隅や奥のスペース。
ぎゅうぎゅうに詰め込むとそのあたりの湿気が逃げずに、どんどん霜になります。
食品の間に少しすき間を空けるだけでも、結露しづらくなるので効果ありですよ~。
③ラップや密閉袋で湿気を防ぐ
意外と見落としがちなのが、食品自体から出る水分。
冷凍庫にそのまま食品を入れてしまうと、水分が蒸発して庫内の湿度が上がってしまいます。
その湿気が結露となって、霜の元に…。
ラップでぴっちり包む、ジッパー付きの袋に入れるなど、乾燥+密閉が霜予防にはかなり有効です!
冷凍焼けも防げるので、食品の鮮度を保つうえでも一石二鳥ですよ。
④定期的に霜チェックする
「まだ大丈夫」と思って放置してると、あっという間にカチカチの氷壁ができちゃうのが冷凍庫の霜。
なので、1~2週間に一度は霜がついてないかチェックするのがベストです。
うっすらついた時点でサッとふき取れば、わざわざ霜取りの時間を取らずに済みます。
霜をためこまない習慣をつけることで、冷凍庫も常に快適な状態をキープできますよ~!
週末の冷蔵庫掃除のついでにチェックする習慣、ぜひ取り入れてみてくださいね。
冷凍庫霜取りに便利なグッズ・道具まとめ
冷凍庫霜取りに便利なグッズ・道具まとめをご紹介していきます。
「道具さえそろえば、霜取りなんて怖くない!」そんな頼れるグッズをピックアップしました。
耐熱タオル・雑巾
霜取りの主役といっても過言ではないのが、耐熱性のあるタオルや厚めの雑巾です。
お湯を含ませて使う場面が多いので、吸水性が高く、熱にも強い素材を選ぶと安心です。
例えば、マイクロファイバーや厚手のコットン製がおすすめ。
何枚かローテーションで使えるようにストックしておくと、作業効率もグッと上がりますよ。
わたしは古くなったフェイスタオルを霜取り専用に使ってます!エコでいい感じです。
お湯用ポット・鍋
お湯を用意するための鍋や電気ケトルも必須です。
ポットの場合、保温力があるので途中で温め直す手間が省けて便利!
お湯を張った状態で庫内に入れて、蒸気で霜をふやかすという使い方もできます。
鍋を使うなら、底が安定していてこぼれにくいものを選びましょう。
火傷や水濡れ防止のため、必ずタオルやトレイを下に敷いておくのもお忘れなく!
プラスチックヘラ
霜を削り落とす際に大活躍するのがプラスチック製のヘラです。
金属製のヘラだと冷凍庫を傷つけてしまう恐れがあるので、必ずプラ製を選んでください。
柔らかめのものだと、霜に沿ってスルっとはがれてくれるので気持ちいいくらい取れますよ!
100円ショップやホームセンターでも手軽に手に入ります。
スクレーパーやフライ返しを代用するのもアリですが、できれば専用品が安心です!
保冷バッグ・クーラーボックス
霜取り中は冷凍庫の電源を切るため、中の食品を一時的に保管する必要があります。
そのときに便利なのが、保冷バッグやクーラーボックスです。
保冷剤を一緒に入れておけば、1〜2時間は冷凍状態を保てます。
霜取りのときだけでなく、買い物やアウトドアにも使えるので一家に一つは持っておきたいアイテム!
食品の劣化を防ぐためにも、霜取りとセットで準備しておくと安心ですよ~。
温度計・タイマー
霜取りに意外と役立つのが、温度計とキッチンタイマー。
庫内の温度が下がりきったか確認したり、タオルを温める時間を測ったりと、細かい作業管理に便利です。
タイマーを使えば、「霜取り中にうっかり時間を忘れてた!」というトラブルも防げます。
とくに冷凍庫に戻すタイミングは大事なので、しっかり管理しておきましょう。
スマホのタイマー機能でもいいですが、専用のものがあるとスムーズに進められますよ!
まとめ|冷凍庫の霜取りをお湯で安全&時短で済ませよう
冷凍庫の霜取りテクニック5選 |
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ぬるま湯+タオルでじわっと溶かす |
鍋のお湯で霜を一気にゆるめる |
お湯を入れたペットボトルを活用する |
蒸しタオルで包み込むように温める |
お湯+プラスチックヘラの合わせ技 |
冷凍庫に霜がつくのは避けられない悩みですが、正しい方法で対応すれば、意外とあっさり解決できます。
特に「お湯」を使えば、安全かつ効率よく霜を取り除くことができます。
とはいえ、やり方を間違えると庫内を傷つけたり、故障の原因になることもあるので、注意点を守りながら進めてくださいね。
さらに予防法も取り入れれば、そもそも霜ができにくくなるので、日々のお手入れもグッと楽になりますよ。
冷凍庫をいつでも快適に保つために、今日からできることから始めてみてください!