国語スピーチ例文集!中学生・高校生におすすめのテーマと書き方のコツ!

「国語のスピーチで例文がほしい」「テーマが決まらなくて困っている」そんな悩み、ありませんか?

この記事では、国語の授業や発表で使えるスピーチの例文やテーマの見つけ方、書き方のコツまでを丁寧に解説しています。

身近な体験談から社会的な話題まで、幅広く使える構成になっているので、自分にぴったりのスピーチが見つかるはず。

この記事を読めば、スピーチに自信が持てるようになりますよ。

ぜひ最後までチェックして、自分らしい言葉で伝える力を身につけてくださいね!

目次

国語スピーチ例文を探している人へ向けたテーマ別実例7選

国語スピーチ例文を探している人へ向けたテーマ別実例を7つ紹介します。

それでは、それぞれのスピーチ例文を詳しく見ていきましょう!

①学校生活にまつわるスピーチ例

学校生活のなかで感じたことをテーマにしたスピーチは、共感を得やすくおすすめです。

たとえば、「体育祭での成長」や「委員会活動を通して学んだこと」など、誰もが経験していることだからこそ、聴いている人も自分に重ねやすくなります。

例文としてはこんな感じです:

「私は、今年の体育祭で応援団に初めて挑戦しました。最初は人前で声を出すのが恥ずかしくて仕方なかったのですが、仲間の姿に背中を押され、気づけば全力で応援している自分がいました。この経験を通して、勇気を出して一歩踏み出すことの大切さを学びました。」

こういったエピソードは、話す側のリアルな感情が伝わりやすく、印象にも残りやすいんですよ〜。

②夢や将来の目標についてのスピーチ例

夢を語るスピーチは、自分の個性や想いをストレートに伝えられるので、とても良いテーマです。

「将来は保育士になりたい」「海外で働きたい」など、具体的な目標がある人は、それに向けた努力やきっかけも一緒に話すと説得力が増します。

たとえばこんなスピーチができます:

「私は将来、建築士になりたいと思っています。小学生の頃に図工の授業で作った“理想の町”の模型づくりがとても楽しくて、それがきっかけでした。今は数学や理科をがんばって勉強しながら、建物の写真を集めたり、スケッチをしたりしています。自分のデザインが人の暮らしを支える日を夢見ています。」

夢を語るって、ちょっと照れくさいけど、聞いている人の心にも届きやすいテーマなんですよね!

③友達や家族とのエピソードを語るスピーチ例

身近な人との出来事をテーマにすることで、温かみのあるスピーチができます。

家族への感謝、友達とぶつかったこと、仲直りした体験など、日常の中にこそドラマがあります。

例としてはこんな感じです:

「私には、毎朝お弁当を作ってくれる母がいます。ある日、寝坊してしまった母は、“ごめんね、今日はコンビニで買って”と言いました。でもその日、いつもの手作り弁当のありがたさを身にしみて感じました。あたりまえにあるものほど、大切にしないといけないんだと気づかされた出来事でした。」

ちょっとした気づきでも、心のこもった言葉にすればぐっと響きますよ〜!

④社会問題やニュースを題材にしたスピーチ例

少しレベルが上がりますが、社会に目を向ける視点は大人からも評価されやすいです。

ニュースや環境問題、LGBTQやいじめなど、興味あるトピックに自分の意見を添えて話すと説得力が出ます。

例えばこういう内容が考えられます:

「最近、“食品ロス”という言葉をよく耳にします。家でもよく食べ残しが出てしまい、捨ててしまうことがあります。でも、世界には食べ物が足りなくて困っている人たちがいます。小さなことですが、食べきれる量を盛りつけるなど、できることから始めたいと思います。」

問題提起+自分の視点=良いスピーチって覚えておくと使えますよ!

⑤自分の体験談を語るパターン

体験談は一番説得力のあるスピーチテーマです。

旅行先でのエピソード、挑戦したこと、失敗や成功の話など、心が動いた瞬間を切り取って語ってみましょう。

こんなスピーチ例もあります:

「私は、初めて自転車で一人旅をしたとき、雨に降られて迷子になりました。でも、親切なおじいさんが声をかけてくれて、駅まで案内してくれました。そのときのあたたかさは今でも忘れません。困っている人がいたら、自分もあのときのおじいさんのように手を差し伸べたいと思います。」

感情が動いた瞬間こそ、スピーチの原石になります!

⑥心に響く感謝のスピーチ例

「ありがとう」をテーマにしたスピーチは、誰にでも通じる強さがあります。

普段はなかなか言えない感謝の気持ちを言葉にするだけで、聞いている人の心にも響きます。

例文はこちら:

「私は、小学校の担任だった先生に“あなたの笑顔は人を元気にするよ”と言われたことがあります。その言葉は、今でも自分の心の支えです。先生、あの時の言葉をありがとうございます。これからも、誰かの力になれるような人になりたいと思います。」

照れくさくても、こういうスピーチが一番ジーンとくるんですよね〜。

⑦読書感想や本の紹介を交えたスピーチ例

本を紹介しながら、自分が感じたことを語るのも国語スピーチにはぴったりです。

登場人物への共感、自分との重なり、心に残ったセリフなどを紹介すると、聞き手の興味を引きます。

こんな感じでどうでしょう:

「私が最近読んだ『君たちはどう生きるか』という本には、“人は人との関わりの中で成長する”という言葉が出てきます。この言葉を読んだとき、自分がいろんな人に支えられて生きていることに気づきました。この本を通して、もっと人とのつながりを大切にしようと思えるようになりました。」

本を題材にすることで知的な印象も与えられますよ〜!

スピーチがうまくなる構成と書き方のコツ5つ

スピーチがうまくなる構成と書き方のコツを5つご紹介します。

それでは、スピーチ上達のポイントを具体的に解説していきますね!

①PREP法を使ったスピーチ構成

PREP法は「Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(具体例)→ Point(再結論)」の順で話す構成法です。

最初に結論を述べることで、聞いている人が「何について話すのか」をすぐに理解でき、話が頭に入りやすくなります。

例えば、「私は運動会が大好きです」と冒頭で結論を述べ、「なぜならみんなで協力することが楽しいから」と理由を添え、「去年、応援団で仲間と一緒に頑張ったことが思い出です」と例を入れる。そして最後に「だから私は運動会が大好きなんです」と締める形です。

この順番を意識するだけで、聞き手の理解度や印象がグッとアップしますよ!

PREP法、ホントに万能です!書くのが苦手な人ほどまずこれ使ってみてくださいね!

②書き出しで一気に引き込むテクニック

スピーチの最初の一文で、聞き手の心をつかめるかどうかが勝負です。

おすすめなのは、質問や驚き、共感を呼ぶようなフレーズでスタートすること。

たとえば、「みなさん、最近泣いたのはいつですか?」や、「私は人生で一度だけ、大きな失敗をしました。」などのように、聞いている人の心に引っかかる導入にすると、ぐっと引き込まれます。

いきなり「私は〇〇について話します」とするよりも、ドラマチックに始めることで、聞く姿勢が変わってきますよ〜!

③結びの一言で印象を残す

スピーチの終わり方、意外と大事です!

話が良くても、締めがふわっとしてると「あれ?結局何が言いたかったんだっけ?」ってなっちゃいますよね。

だからこそ、最後の一文には力を込めましょう。

例えば、「だから私は、これからも挑戦を恐れずに進み続けたいと思います。」のように、自分の想いをしっかりと言い切るのがポイントです。

聞いている人の心に、あなたの言葉がスッと入って、ずっと残るようなフレーズを意識してみてくださいね!

④語尾・言い回しをシンプルにする

スピーチって、書くときは文章的に美しくしようとしすぎて、逆に伝わりにくくなりがちなんです。

「~である」「~に際して」みたいな難しい言い回しより、「~です」「~ました」など、普段の会話に近い言葉を使うのがコツ。

特に中学生や高校生のスピーチでは、等身大の言葉の方がグッときます。

「私は感動しました。」のほうが、「私は感涙を禁じ得ませんでした。」よりずっと届きますよ!

シンプルな言葉、侮れません!

⑤口に出して練習しながら調整する

スピーチ原稿が書けたら、必ず声に出して読んでみましょう。

読むことで、「ここ、言いにくいな…」「ちょっと長いな…」といった違和感に気づけます。

また、実際に話してみると、感情の込め方や間の取り方もつかめてきます。

声に出すことで自信もつくし、当日の緊張も和らぎますよ。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、音読しながら少しずつ自分の言葉にしていく感覚、大事にしてくださいね〜!

使いやすい国語スピーチの定番フレーズ集

使いやすい国語スピーチの定番フレーズを紹介します。

それでは、シーンごとに分けて実用的なフレーズを見ていきましょう!

話の導入に使えるフレーズ

スピーチの入り口で使えるフレーズは、第一印象を左右する重要ポイント。

ここでは、自然で聞き手の注意を引ける言い回しをいくつか紹介します。

導入フレーズ 使い方のヒント
「今日は、私の大好きな○○について話します。」 安心感があり、自己紹介的な導入にぴったり。
「みなさんは、○○を経験したことがありますか?」 共感を呼びかけて聞き手を引き込む方法。
「少し前に、こんな出来事がありました。」 ストーリー形式で入ると自然な流れが生まれます。
「突然ですが、質問です。」 聴衆の興味を引く効果があります。

最初の一文で「おっ?」と思わせると、ぐっと引き込めますよ~!

共感を呼ぶ言い回し

スピーチは“共感”されてこそ、心に残るんです。

共感を呼ぶには、自分の素直な気持ちや、聞き手の感情に寄り添う表現が効果的です。

共感フレーズ ニュアンス
「私も、最初はうまくできませんでした。」 失敗体験を語って親近感を持たせる。
「きっと、みなさんも同じように感じたことがあると思います。」 “みんな同じ”という安心感を与える。
「悔しかったけれど、それ以上に嬉しかったです。」 感情のコントラストで共感を引き出す。
「私はこの出来事から、大切なことを学びました。」 体験から得た気づきを共有する。

共感ワードをうまく使って、聴いてる人に「わかる!」と思わせてくださいね!

感情を込めるための語彙

感情を込めるとき、どんな言葉を選ぶかでスピーチの印象が変わります。

ここでは「うれしい」「悲しい」だけでなく、少し深みのある語彙を紹介します。

感情の語彙 こんなときに使える
「胸がいっぱいになりました」 感動したときの表現として定番。
「心に染みました」 言葉や出来事の深い感銘を表す。
「悔しくて眠れませんでした」 強い悔しさ・努力の裏側を表現する。
「思わず涙がこぼれました」 感情があふれた様子を描写するのに◎。

表現力が上がると、聴衆の感情にもグッと響いてきますよ〜!

締めに使える一言集

終わりよければすべてよし!

締めの一言で印象がガラッと変わるので、ここに気合を入れましょう。

印象に残る締め言葉をいくつか紹介します。

締めのフレーズ 使うときの効果
「だから、私はこれからも挑戦を続けたいと思います。」 前向きな余韻を残せる。
「聞いてくださり、ありがとうございました。」 きちんと礼儀を締めくくれる。
「この思いを、忘れずに生きていきたいです。」 感情のこもった余韻を残す。
「皆さんの心に、少しでも届いたなら嬉しいです。」 聴衆に寄り添う優しい終わり方。

ラストの一言でスピーチの“格”が変わります。自分らしい言葉を探してみてくださいね!

スピーチテーマに迷ったときのヒント5選

スピーチテーマに迷ったときのヒントを5つ紹介します。

では、スピーチネタに困ったときに役立つ視点をご紹介していきます!

①身近な日常から拾う

「大きな出来事がない…」って悩むことありますよね。

でも、スピーチにふさわしいテーマは、意外といつもの日常にあります。

たとえば、「通学中に見かけた光景」「いつもと違う帰り道」「朝のルーティンで気づいたこと」など、ほんの小さな発見でもOKです。

ありふれた日常の中にも、感じたことや心が動いた瞬間を語れば、それはもう立派なスピーチのネタです!

「普通」に見えることを、どう語るかがスピーチの醍醐味ですよ〜!

②最近印象に残った出来事をテーマにする

最近の出来事は記憶も鮮明で、感情がこもりやすいのでおすすめです。

「行事で頑張ったこと」「初めての経験」「家族との会話」など、タイムリーな話題は聞く人の共感も得やすいんですよ。

できれば“自分の気持ちがどう動いたか”を中心に話すと、一層伝わります。

「今の自分」にしか語れないテーマって、実はめちゃくちゃ強みなんですよね!

③誰かへの感謝を言葉にする

感謝をテーマにしたスピーチは、聞いている人の心にもスーッと入ります。

先生、家族、友達、部活の先輩…など、日頃お世話になっている人への“ありがとう”を言葉にするだけでも、立派なスピーチになります。

ポイントは「いつ」「何をしてくれて」「どう感じたか」を具体的に話すこと。

「普段は言えないけど…」という前置きを入れると、一層グッときますよ!

聞く側もほっこりした気持ちになれます〜。

④自分の好きなこと・趣味を語る

「好きなこと」って、自然と熱がこもりますよね。

アニメ、読書、音楽、スポーツ、料理…ジャンルは何でもOK。

「なぜそれが好きなのか」「どんな風に楽しんでいるのか」「それを通して得たもの」などを語ると、オリジナリティのあるスピーチになります。

聴いてる人も「その世界をちょっとのぞいてみたいな」って思えるようになりますよ。

“好き”を共有するって、すごく素敵なことですからね!

⑤社会で気になる問題から切り取る

ちょっと難しそうに思えるかもしれませんが、実はおすすめです。

ニュースで見た出来事や、SNSで話題になっている話題から「自分はどう思ったか」を軸にして話すと、すごく説得力があります。

たとえば、「食品ロス」「AIの発展」「LGBTQ」「災害」など、どんなテーマでもOK。

難しく語る必要はなく、「知って、こう感じた」「自分にできることはあるかも」といった素直な意見を添えれば、それだけで立派なスピーチです!

社会に目を向ける姿勢そのものが、すごく評価されるポイントになりますよ〜。

印象に残るスピーチをするための話し方のコツ

印象に残るスピーチをするための話し方のコツをご紹介します。

それでは、聞き手の心に残るスピーチにするための話し方のポイントを詳しく見ていきましょう!

声の大きさ・スピード・間の取り方

話し方の基本は「声」と「リズム」です。

大きすぎても小さすぎても伝わりにくいし、早口すぎると聞き手がついてこられません。

特に大事なのは“間”を取ること。文章の区切りや、感情を込めたい場面で少し止まるだけで、話に深みが出ます。

強調したい言葉の前後に、ほんの一瞬の“間”を入れてみてください。

この「間」があるだけで、スピーチがグッと聞きやすくなりますよ〜!

目線と姿勢を意識する

目線と姿勢って、実は話す内容以上に大事だったりします。

ずっと下を見ながら話していると、自信がなさそうに見えちゃうんですよね。

目線は、原稿を見る→前を見る→誰かとアイコンタクト、のサイクルでOK。

姿勢は背筋を伸ばして、胸を少し張るように立ちましょう。それだけで堂々とした印象になります。

見た目から「この人の話、ちゃんと聞こう」と思わせられるんですよね!

棒読みを避け、感情を乗せる

スピーチで一番やっちゃいけないのが“棒読み”です。

どんなに内容が良くても、読み上げてるだけでは心に届かないんです。

感情を込めるには、言葉に気持ちをのせて「話す」ことが大事。

例えば「うれしかった」と言うときは、声のトーンを少し明るく、「悔しかった」なら少し力強く。

声の表情で聴衆の心を動かせますよ〜!少しオーバーかな?くらいがちょうどいいです!

聴衆の反応を見ながら話す

スピーチは一方通行じゃありません。

聴いている人の表情や様子を見て、「伝わっているかな?」「興味持ってくれてるかな?」と反応を感じ取りながら話すことも大切です。

ニコッと笑顔を返してくれる人がいれば、そこに目線を向けて話してみる。

話がウケて笑ってくれたら、少し間を置いて余韻をつくる。

“聞く人がいてこそのスピーチ”という意識を持つだけで、ぐっとライブ感が増します!

まとめ|国語スピーチ例文で伝える力を伸ばそう

国語スピーチ例文のテーマ7選
学校生活にまつわるスピーチ例
夢や将来の目標についてのスピーチ例
友達や家族とのエピソードを語るスピーチ例
社会問題やニュースを題材にしたスピーチ例
自分の体験談を語るパターン
心に響く感謝のスピーチ例
読書感想や本の紹介を交えたスピーチ例

国語のスピーチは、ただ話すだけでなく「自分の気持ちをどう伝えるか」が大切です。

今回紹介した7つのテーマと、書き方・話し方のポイントを活かせば、ぐっと聞き手の心に残るスピーチになります。

構成に迷ったらPREP法、言葉選びに悩んだら定番フレーズ集から選ぶだけでもOK。

小さな出来事でも、あなたの言葉で語れば、それが唯一無二のストーリーになります。

ぜひこの記事を参考に、自信を持ってスピーチに挑戦してみてくださいね!

参考リンク: