一人暮らしを始めると、自炊の機会が増えますね。
複雑な料理は作るのが難しいかもしれませんが、自分でご飯を炊くだけでも節約になります。
ただ、一人暮らしを始めたばかりの時は、どれくらいの量のお米を買えばいいのか迷うこともあるでしょう。
本記事では、一人暮らしの方がどのくらいの量のお米を買うのが最適か、その人の生活スタイルに合わせて提案をします。
お米をおいしく、適切な期間で食べきるためのヒントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしの理想のお米の量は?
一人暮らしで自炊を始めたばかりの方にとって、適切なお米の量を見極めるのは難しいかもしれません。
そこで、一人暮らしに最適なお米の量を、生活スタイルに合わせて提案します。
普段からよくお米を食べる場合
一人暮らしでお米をよく食べる方には、5kgがおすすめです。
5kgのお米は約55食分に相当します。
もし1日に2食お米を食べるとすると、約27.5日で使い切ることができます。
お米は購入してから1〜2ヶ月の間に食べきるのが理想的ですので、この量なら新鮮なうちに食べ尽くすことができます。
外食が入る日も考慮すると、2ヶ月のうちにちょうど良いペースで消費できるでしょう。
1日1食のみの場合
1日にお米を1食だけ食べる場合、5kgのお米は約55日分となり、やや多く感じることがあるかもしれません。
朝は忙しくて食べる時間が取れない、昼はよく外食をするといった生活スタイルの方は、2kgのお米が適しています。
2kgだと約22食分となり、約1ヶ月で食べきることができるので、お米を新鮮な状態で使い切ることが可能です。
また、2kgは持ち運びも容易で、買い物の負担も軽減されるため、扱いやすい量です。
毎日食べる場合
毎日お米を食事に取り入れたい場合は、10キロの購入がおすすめです。
これで約110食分を確保でき、一日三食食べ続けると約36日間で食べきることができます。
10キロはかなり重たいですが、オンラインショッピングやふるさと納税を利用すると、重い米も自宅まで配送してもらえます。
インターネットで購入すると、珍しい銘柄を発見する楽しみもあります。
米を買う時のポイント
適切な量のお米を選ぶためのポイントをご紹介します。
お米の相場
お米の価格は、2キロが約1,000円、5キロが約2,500円、10キロが3,500円から4,500円です。
大きいサイズほどコストパフォーマンスが良くなる傾向にあります。
ですが、購入後にすべてを食べきれるかどうかも考慮して適切な量を選ぶことが重要です。
普通米と無洗米
無洗米は洗う手間が不要で、忙しい方や手荒れが気になる方に便利です。
節水効果もあり、米粒の破損を防ぎつつ、酸化しにくいため保存性が向上します。
価格が少し高めですが、洗米時に失われる米ぬかを考えればコストパフォーマンスは悪くありません。
一方で普通米は、研ぎ汁を栄養源として活用できるため、どちらが優れているかは一概に言えません。
メリットとデメリットを比較し、自分にとって重要な点を考慮して選びましょう。
お米を保存する方法
お米を適切に保存する方法をご紹介します。
特に一人暮らしでは、大きな米びつを置くのも場所を取るため、スペースを有効活用しながらお米を保管する方法が求められます。
お米は他の食材の匂いを吸いやすいため、密閉できる容器を使って冷蔵庫で保管するのが最適です。
特に野菜室は温度が低く、適度な湿度が保たれるためお勧めです。
もし少量しか購入しない場合は、お米をペットボトルに入れ、冷蔵庫のドアポケットに保管すると、省スペースで取り出しやすくなります。
また、一合ごとに分かれているスリムタイプの保存容器も市場にはあり、これを使用すると計量の手間も省けます。
大きな量、例えば10キロを購入する場合、一人暮らしの冷蔵庫で全量を冷蔵するのは難しいですが、高温多湿を避け、密閉できる容器に入れて保管することが大切です。
お米を扱う際は、湿った手や容器が直接お米に触れないようにしてください。
お米は湿気に弱く、カビの発生を招くことがあります。一般的に米を保管する場所はキッチンですが、シンク下など湿気が多く匂いがこもりやすい場所は避けるべきです。
そうすることで、お米が湿気や不快な匂いを吸収するのを防げます。
まとめ
一人暮らしでの米の最適な量と保存法についてお話しました。
限られた空間の中でも、お米を正しく保管し、美味しく消費するための工夫をぜひ試してみてください。